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【臨床検査技師の就職・転職試験に受からない!? 原因や対策方法を解説!】

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臨床検査技師のyukiです。 大学病院、国立病院での勤務経験があります。 趣味や興味のあることも書いています。

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「就職・転職試験を何回も受けているのに、一度も内定をもらったことがない」

「面接でうまくいっていない気がする」

このように自分ではしっかり対策しているつもりでも、なかなか就職試験に受からず悩んでいるひとは多いのではないでしょうか。

現役の大学生は学校で就職サポートをしてもらえる場合がありますが、転職の場合は自分で就職試験の対策を行わなければいけません。

この記事では、臨床検査技師が就職・転職試験で受からない原因から受かるための対策方法についてご紹介していきます。

就職・転職活動に悩んでいるひとは参考にしてみてくださいね。

 

臨床検査技師が就職・転職試験に受からない原因

 

就職試験に受からないひとは、次に紹介する7つの理由のうち、どれかに該当している可能性があるかもしれません。

合格できない理由を一度確認してみて、対策を考えてみましょう。

原因①履歴書をきちんと書いていない

字が雑で余白があるなど、丁寧に書こうという意志が感じ取れない履歴書を提出していないでしょうか。

履歴書は採用側からしたら、初めて受験者の印象を決めるものです。

履歴書の書き方で、人柄ややる気を評価されるといっても過言ではありません。

字が雑だったり空白が目立ったりすると、「普段の業務も雑で大雑把なのでは?」と思われてしまう可能性があります。

 

原因②筆記試験の回答率の悪さ

試験によっては筆記試験があるところもあります。

臨床検査技師としてどのくらいの知識をもっているかを確認するための試験といえます。

筆記試験の点数や面接のできを総合的に考慮して合否が決められるため、点数が悪いと不採用になる確率が上がります。

 

原因③希望条件のハードルが高い

就職試験では、希望の配属部署や希望の勤務地を聞かれる場合があります。

「エコー検査をやりたい」「〇〇県の病院がいい」「年収〇〇万円」など自分の希望を強く出し過ぎてしまうと、病院側が求めている人材から外れてしまい、不合格という可能性も出てきます。

「年収〇〇万円、週休3日 〇〇部署配属」などといった理想の職場で働けるのが一番ではありますが、病院や企業が掲示している求人の内容と大きくかけ離れた希望を掲示するのはあまりお勧めできません。

 

原因④面接の準備不足

面接では質問に答えるときの声のトーンや話す速度などで印象が決まります。

ハキハキと答えられないのも大きな原点ポイントとなります。

「志望動機」「どんな臨床検査技師になりたいのか」などといった基本的な質問で答えがつまってしまうと、準備不足と捉えられてしまいます。

 

原因⑤前職場の不満を言ってしまう

転職の場合、ほとんどの場合転職理由を聞かれます。

何か理由があるから転職に踏み切るひとが多いとは思いますが、かと言って前職場の不満を面接官に話してしまうのはNGです。

「残業が多かった」「人間関係が悪かった」など不満はあるかもしれませんが、正直に話してしまうことで面接官に「うちでも不満を募らせてすぐ辞めてしまうのではないか」と思われてしまう可能性があります。

 

原因⑥試験に遅刻した

大事な面接や試験で遅刻するということは、普段から遅刻癖のあるひとだと思われても仕方ありません。

逆に面接や試験に早く着きすぎるのも避けましょう。面接官にも予定があるので、早く着きすぎると迷惑になることがあります。

 

原因⑦見た目に清潔感がない

人の印象は視覚から得られる情報によって半分以上決まると言われています。

面接でどんなに受け答えをしっかりしていても、髪の毛がボサボサだったりメイクが濃すぎたり、スーツがしわくちゃだったりするだけで印象は一気に悪くなります。

 

臨床検査技師が就職・転職試験に受かるための対策方法

 

試験に受からない場合は、理由を一つずつ潰していくことが大切です。

対策①履歴書は丁寧に分かりやすく書く・職務経歴書もつける

「字が汚いから落とされるかも」と心配する必要はありませんが、できるだけ丁寧に書くことが大切です。

丁寧に書いているかどうかは意外とみただけですぐにわかります。

自己PRや志望動機の欄も空欄を作りすぎず、伝えたいことに焦点を絞って書きましょう。

また、転職の場合には「職務経歴書」をつけると採用担当者にアピールすることができます。

 

対策②基礎的な知識を見直しておく

転職の場合、国家試験を受験してからずいぶん時間が経っている場合があります。

筆記試験と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、出題内容は基本的なものを問うものが多い傾向にあります。

 

対策③希望を言い過ぎない

できるだけ好条件で転職したいものですが、希望を言い過ぎるのは厳禁です。

給与面の場合、求人に「経験を考慮」と書かれていれば、内定を貰った後に「給与は〇〇万円でいかがですか?」と人事採用担当者に聞かれる場合があります。

面接のときに自分の希望条件をごり押しするのではなく、ひとまず内定を貰ったあとに交渉する方が無難です。

 

対策④面接対策をする

面接で質問される内容は、ある程度決まった質問をされることが多いです。

どのような質問をされても自信をもって答えれるように、あらかじめ準備しておく必要があります。

また、面接のときは面接官の目をしっかり見て受け答えをすることが大切です。

目を合わせないでおどおどしているひとよりも、目を合わせて落ち着いて話すひとの方が良い印象になります。

緊張でついつい目をそらしてしまうひとは、試験管の鼻や眉間、口元を見るようにしてもいいかもしれません。

 

対策⑤可能ならば病院見学をする

病院見学ができる病院を受験する場合には必ず参加しましょう。

病院見学は自分のことを採用側に知ってもらえるチャンスです。

病院実習で自分のことをアピールすることができれば、採用に有利に働く可能性があります。

 

対策⑥身だしなみを整える

髪は目が見え、清潔感を出すため結んでおくのが無難でしょう。

髪色は落ち着いた色の方が清潔な印象を与えます。

男性は髭は剃っておきましょう。

着ていく洋服はシワが目立たない程度にアイロンをかけましょう。

 

転職サイトに登録して就職・転職のサポートを受けてみる

 

転職活動はひとりで行うことがほとんどで「この履歴書の書き方で合っているのかな」「身だしなみはこれで大丈夫かな」などとさまざまな不安がつきまといます。

不安でおもうように転職活動が上手くいっていないひとは、求人・転職サイトを活用する方法があります。

求人・転職サイトは臨床検査技師の求人の数も多いですし、サイトによっては担当者がついてくれて転職者の経歴を考慮しておすすめの求人を紹介してくれます。

面接対策や履歴書の書き方までサポートしてくれるサイトもあります。

自分で探していても目に留まらなかった求人を紹介してくれるので、ここで働きたいという具体的な求人先が決まっていない人にはお勧めです。

私も転職活動で求人サイトにも登録して、たくさんの求人を調べました。

主に求人・転職サイトで転職活動をし、残りの時間でハローワークを活用する方法をとりました。

転職サイトを活用することで一人で転職活動をするのではなく、担当者に相談しながら二人三脚で進めていく転職活動が行えます。

 

まとめ

 

今回は臨床検査技師が就職・転職活動で受からない原因から対策までまとめてきました。

臨床検査技師が転職で受からない理由として、面接の準備不足や履歴書の不備といったものが挙げられます。

対策をすれば、試験に合格する可能性が高くなるものばかりですので、今一度受からない原因を見直してから試験を受けてみましょう。

一人で不安が大きいひとは、転職サイトで相談してみるのもひとつです。

 

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