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【臨床検査技師の面接対策 最低限のマナーや答えを準備しておく質問】

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臨床検査技師のyukiです。 大学病院、国立病院での勤務経験があります。 趣味や興味のあることも書いています。

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「就職試験で面接があるけど、どんな準備をしたら良いのか分からない」

「面接で好印象にみられたい」

このように面接での不安を抱くひとは多いのではないでしょうか。

臨床検査技師が就職や転職で避けて通れないのが面接です。

学生の場合だと学校で対策してくれるところもあるかもしれません。

しかし、社会人などのほとんどの場合は自分で面接試験の準備をすることになります。

この記事では臨床検査技師が面接対策でしておいた方がよいことや実際に面接で聞かれることについてまとめていますので参考にしてみて下さい。

 

臨床検査技師が面接を受ける時の基本マナー

 

1⃣身だしなみ

面接では第一印象がとても重要になってきます。

臨床検査技師の主な就職先は病院のことが多く、清潔感を求められます。

清潔感があるように見えない明るい髪の毛や派手なネイルは控えましょう。

基本的に服装はスーツで、黒や紺などの落ち着いた色を選択するのが無難です。

パートやアルバイトの場合はスーツでなくても、ジャケットは着用していた方が良い印象になります。

2⃣予定の時間より早めに到着する

面接当日は遅くとも定開始時刻の15~20分前には到着しているようにしましょう。

電車の遅延や交通渋滞などの予期せぬ事態になってしまい、どうしても遅れる場合には必ず電話で人事担当者に連絡しましょう。

3⃣入室の仕方

ドアを軽くノックし、「どうぞ」「お入り下さい」と声が掛かるのを待ちます。

返事があったら「失礼いたします」と聞こえるように言って入室します。

一度ドア側に向き直ってから大きな音を立てずに静かに閉めましょう。

椅子の横に立って面接官に「どうぞ」と進められてから着席します。

4⃣面接時

面接時に重要なのは面接官の話を聞くことです。

質問を遮ったりせず、最後までしっかり聞いてから答えます。

返答は早口過ぎず、ゆっくり過ぎず、適度なスピードで質問をした面接官の目を見て答えます。

表情は緊張で固くなってしまいがちですが、できれば口角をあげて明るい表情を心がけるとより良い印象になります。

5⃣退出の仕方

最後の退出時には、一言お礼を添えてからドアを開けましょう。

ドアを閉める前に、面接官の目を見て「失礼します」と断ってから静かに閉めます。

ほとんどの場合、面接が始まる前に「入室から鞄の置く場所」「椅子の横で氏名を述べてください」などの一通りの説明があります。

マスクを着用したまま面接を行うかなどの質問がある場合、面接が始まる前の待ち時間のタイミングに聞くのが良いでしょう。

 

最低限答えを用意しておく質問

 

志望動機

なぜこの病院(企業)を志望したのかを聞かれることは必須です。

ホームページなどでその病院(企業)の特徴を押さえておく必要があります。

自己PR・自己紹介

実際の面接で「1分間自己PRをして下さい」と言われたことがあります。

1分間の自己PRは準備しておかないと答えれる長さではありません。

今まで分がした経験から得たものやその経験がどのように仕事に活かせるかなどまとめておくと良いでしょう。

将来どのような臨床検査技師になりたいか

臨床検査技師として働く以上、どのような臨床検査技師を目指すか考えておきたいものです。

チーム医療に貢献出来る知識と技術を身につけた臨床検査技師になりたい」「患者さんに寄り添える臨床検査技師になりたい」など自分の理想を持っておきましょう。

臨床検査技師を志した理由

新卒の場合に聞かれることが多いです。

自分が臨床検査技師を目指すきっかけとなったことを思い出しておきましょう。

転職理由

転職の場合必ず聞かれるので、前の職場を辞めた理由を答えれるようにしておきましょう。

辞めた理由が人間関係などのマイナスの場合でも「もっと周りの臨床検査技師と知識を共有しながら働きたい」「スキルアップしたくて転職を希望しています」などとプラスの理由に言い換えて伝えましょう。

今までの経験

今までどのような部署で働いて、どの程度のスキルがあるのかまとめておきましょう。

 

逆質問の答え方

 

「何か質問はありませんか?」と面接官から逆質問をされる機会があります。

ここで「特にありません」などと答えてしまうと面接官にあまり良い印象を与えません。

この逆質問で面接官はどのくらい病院(企業)に興味があるかをチェックしています。

ほとんどの場合、逆質問は面接の最後に聞かれるので1つか2つ質問したら終わりです。

2つくらい用意しておくのがおすすめです。

逆質問の答え方の例としては

  • 「入社後にはどのようなの研修がありますか?」
  • 「臨床検査技師のスキルを上げるために何か研修はありますか?」
  • 「採用していただけた場合、配属部署はどちらでしょうか?」
  • 「ホームページに○○とありましたが、もう少し詳しく教えていただけませんか?」

など募集要項やホームページに記載されていることをもっと掘り下げて質問してみるのも一つです。

また、調べればわかる質問や年収や残業などの質問は避けるのが無難です。

 

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臨床検査技師が面接で実際聞かれたこと

 

上記した以外で私が実際に面接で聞かれた質問です。

  • 「高校生や大学生の時に頑張ったことはありますか」
  • 「他の施設は受験されていますか」
  • 「何かスポーツをしていましたか」

臨床検査技師の面接は30分~45分くらいが多いので中には予想外の質問をされることが珍しくありません。

例えば・・・

  • 「今まで仕事をしていて印象に残っていること」
  • 「休みの日はどのように過ごしていますか」

また、面接では予想外のことが起こるのは珍しくありません。

私が受けた面接は面接官3人~5人対1人の個人面接が多かったのですが、一度面接直前の説明時に集団面接であることを知った時がありました。

面接室に入ると面接官15人くらいが座っていてとても緊張したことがあります。

その時は、面接前に聞かれそうな質問の答えを準備していたこともあり、何とか気持ちを落ち着かせて臨むことができました。

予想外の質問や予想外のことが起こっても慌ててパニックにならず、少し考えてゆっくりと整理しながら答えれば大丈夫です。

そのためにも事前の準備はしっかり行いましょう。

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面接で落とされるNG行動

 

目が合わずおどおどしている

臨床検査技師のひとはもともとコミュニケーション能力が不足しているひとが多いと言われています。

しかし、臨床検査技師として病院や企業で働く場合最低限のコミュニケーション能力は必要です。

目を合わせずに話したり、おどおどしているとマイナスになります。

遅刻・履歴書の不備

遅刻は厳禁です。

履歴書に空白があったり誤字脱字がたくさん見られる場合も印象が悪く、落とされる原因の一つになります。

質問の内容に答えられない

質問に答えられず黙り込んでしまったり、質問内容を理解できず違う答えを言ってしまうとマイナスになります。

回答内容によってはコミュニケーション能力に欠けていると判断されてしまいます。

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転職サイトを利用することで面接対策ができます

 

面接対策を行っている転職サイトに登録するとより面接の不安が解消されます。

転職サイトでは、面接対策以外にも履歴書の添削をしてくれたり、中には担当者が面接に同行してくれるサイトもあります。

また残業や給与などの面接時に聞きにくい質問をエージェント経由で聞くことが可能です。

転職活動は一人で行うことが多く、不安や疑問がつきものです。

転職サイトに登録すれば担当者がついてくれることもあり、不安や疑問を相談することができます。

 

まとめ

 

今回は臨床検査技師が就職や転職での面接試験を受ける時のマナーや準備しておいた方が良いことについてまとめました。

就職活動や転職活動でもっとも緊張するのが面接です。

臨床検査技師が面接で好印象を残すには事前の準備がとても重要になってきます。

最低限面接で聞かれる質問について、一度自分なりに答えを書き出してみて練習をしておくと本番でも余裕をもって面接に臨むことができます。

そして、基本的なマナーを押さえて良い印象で面接を成功させましょう。

 

 

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