【臨床検査技師の就職・転職活動 事前の病院見学はするべき? メリットや見学時気をつけることを解説!】
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「病院見学って行ったほうがいいの?」
「転職の場合にも病院見学は必要なのかな?」
就職・転職活動をすると、「病院見学」について疑問に思うことがあると思います。
病院見学は、予約を取ったり日にちの調整をしたりと何かと大変なイメージがあります。
見学の日は一日がかりですし、面接と同じくらい気を張って疲れます。
しかし、それだけの苦労をしても、病院見学をする価値はあります。
この記事では、臨床検査技師が病院見学をするメリットや気をつけることについてまとめています。
臨床検査技師の病院見学
臨床検査技師の病院見学は、主に技師長や部署の主任などから検査の流れや種類、どのような機械を使って検査をしているのかなどの説明を受けます。
説明を受けながら疑問があったらその場で聞くことが出来ますし、何よりも職場の雰囲気を知ることができます。
「検査の数が多くて忙しそう」とか「ベテランばかりで若い人が少ないんだな」といったホームページや求人情報にのっていないことを見たり聞いたりできます。
病院によっては、病院見学をしないと採用試験の受験資格をもらえないという求人もあります。
私が働いていた病院では、病院見学をしてから採用試験に応募できるという採用方法をとっていました。
具体的には、指定された日に病院見学が行われ、希望者をいくつかのグループにわけて、各部署をローテーションしながら見学していく方法でした。
主任検査技師から検査室の説明があり、検査室によってはちょっとした実技をやってもらうところもありました。
知識よりも「言われたことをスムーズにできる器用さがあるか」を見ているそうで、適性試験に近かったのかなと思います。
このように、実技試験までセットになっている病院は少ないと思いますが、病院見学はただ見学するというよりは「自分のことを評価されている」ということを意識して参加することが大切です。
病院見学のメリット
病院見学は、検査室の雰囲気を体験できる貴重な機会です。
求人情報だけでは分からないことはたくさんあり、「どのような検査を一日どのくらい行っているのか」や「学会発表を積極的に取り組んでいる」など病院見学に参加することでしか得られない情報がたくさんあります。
情報を得ることで、自分に合った職場かどうかの判断材料になります。
また、病院見学をしておくことで、就職後「こんなはずじゃなかったのに」というギャップを減らすことができます。
働いてみないと分からないことはありますが、ある程度雰囲気や特徴を知ることで自分の想像とかけ離れたところに就職することは避けれます。
また、病院見学は自分のことを採用側に知ってもらえるチャンスです。
病院実習で自分のことをアピールすることができれば、採用に有利に働く可能性があります。
採用の選考時に成績や経験は同じ二人で迷った場合、もし病院見学でいい印象が残っていれば有利になります。
また、面接時に「病院見学でこういうところが良いと思いました」など具体例をあげて答えることができ、面接対策にもつながります。
臨床検査技師が病院見学で気をつけること
病院見学は一人で行きましょう
学生だと友達と一緒に見学したいと思うかもしれませんが、一人で行った方がいいです。
個人で見学に行くと、対応してくれた技師長や採用担当者が覚えていてくれる可能性があります。
また、他の見学者の目を気にすることなく、自分の質問がたくさんできます。
最低限の質問は用意しておく
見学に行っても、ただ説明を聞くだけでは意味がありません。
見学の間、説明を聞いているだけの受け身の状態だと、病院側からの印象も良くないです。
積極的に質問をして会話をすることで、よりたくさんの情報を得ることができます。
求人情報やホームページに載っていないことや、勤務状況などの最低限の質問を用意しておきましょう。
予約の取り方
ハローワークで見つけた求人の場合には、ハローワーを介して病院見学は可能なのか確認を取ってもらいましょう。
また、転職サイトの場合は担当者がついて転職のサポートをしてくれますので、「事前に病院見学が必要な求人か」など不安に思うことがあれば相談にのってくれます。
お礼状
病院見学が終わったら、なるべく早めに採用担当者やお世話になったひとにお礼状を送りましょう。
お礼状を送ることで誠意が伝わり、特にその病院で働きたいと強く思っている場合は印象がよくなります。
まとめ
この記事では臨床検査技師の就職・転職活動での病院見学についてまとめました。
病院見学は、検査室の雰囲気を体験できる貴重な機会であり、自分に合った職場かどうかの判断材料になります。
また、ホームページや求人情報にのっていないことを見たり聞いたりすることができ、就職後「こんなはずじゃなかったのに」というギャップを減らせます。
もし採用試験を受ける病院が見学可能であれば、積極的に病院見学に行ったほうがいいでしょう。