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【臨床検査技師の就職先は病院以外にあるの?医療機器メーカーのアプリケーションスペシャリストについて詳しく解説!】

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臨床検査技師のyukiです。 大学病院、国立病院での勤務経験があります。 趣味や興味のあることも書いています。

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臨床検査技師の就職先は病院や検査センター・検診センターが主な就職先として挙げられます。

「臨床検査技師の求人は病院以外にあるの?」

「企業で働いている臨床検査技師はいるの?」

など疑問に思う人がいるかもしれません。

今回は臨床検査技師の病院以外就職先として人気のアプリケーションスペシャリストについてまとめてみました。

医療機器メーカーの求人は少ないですが、病院で働くよりも給与が高く企業で働きたいひとには人気の就職先です。

具体的に求人情報も参考資料として載せていますので、就職活動や転職活動時の参考にしてみて下さい。

 

医療機器メーカーのアプリケーションスペシャリストとは?

 

 

仕事内容

臨床検査技師がなる医療系アプリケーションスペシャリストは、ほとんどの場合エコー検査機器や検体検査機器などの医療機器メーカーに勤務します。

主な仕事内容としては、営業担当者に同行して臨床的・専門的な知識でセールスをサポートしたり、機器の導入から導入後の保守などのサポートを担当します。

具体的には・・・

検査機器のアプリケーションセットアップ

検査試薬を用いたデータ取得業務

機器に関するカスタマーサポート業務

検査試薬や機器における営業サポート業務

製品購入後の顧客へ取り扱い説明、アプリケーションのアフターサービス

学会やセミナー等で機器の説明やPR活動などがあります。

そのため、医療系アプリケーションスペシャリストは臨床検査技師や放射線技師といった専門知識のある医療技術職から転職する人も多くいます。

求人情報を調べてみると「臨床経験のある臨床検査技師なら尚可」「臨床検査技師としての実務経験5年以上」などの臨床経験が応募条件となる求人もあるので、臨床検査技師としての臨床経験を活かすことのできる職種といえます。

 

アプリケーションスペシャリストは誰でもなれるのか?

臨床検査技師の求人で病院以外の求人を調べてみると医療機器メーカーのアプリケーションスペシャリストという仕事が出てきます。

アプリケーションスペシャリストの仕事は医師・看護師・コメディカル相手の仕事のため、かなりの知識が必要とされます。

また営業職としての業務が多く、臨床検査技師として働くよりもコミュニケーション能力が必要になってきます。

そのため外交的なひとが向いている職業といえます。

仕事内容には医師・看護師などの医療従事者向けに説明会や研究会を開催したりすることもあり、プレゼンテーション能力が必要になってくるので、人前で話すことが苦にならない人が向いているといえます

また、外資系メーカーに勤務の場合には海外出張や本社とのやりとりのため英語のスキルが必要な場合があります。

アプリケーションスペシャリストは生命科学分野や理系大学の修士以上を取得している人や放射線技師や看護師といった幅広い職種のひとが働いています。

 

求人情報の具体例

求人例①

大手外資系臨床検査機器メーカー

求人詳細

  同社フローサイトメーターのアプリケーションスペシャリストとして、顧客である医療施設の方々に対し製品の使い方の説明やトレーニング、デモンストレーションを行っていただくポジションです

経験

臨床現場や学生時代などにフローサイトメーターを使用したことがある方

またはライフサイエンス業界でのアプリケーションスペシャリストのご経験者

基礎的な英語力(マニュアル読解など)

顧客対応、外勤が可能な方

職種
アプリケーションスペシャリスト
給与
年収 500 〜 700万円
雇用形態
正社員
就業時間
9:00~17:30
休日休暇
土曜/日曜/祝日/その他
土日、祭日、夏季休暇、年末年始休暇、創立記念日、
有給休暇、慶弔休暇、特別休暇
保険
各種社会保険完備
待遇・福利厚生
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、財形貯蓄、
退職金制度、福利厚生倶楽部加入、英語自己啓発支援制度、
資格褒賞金制度あり
特長
外資系企業, 転勤なし, 女性活躍中, 土日祝休み, 完全週休2日制, 年間休日120日以上, 語学力を活かす, 未経験可
業種
医療機器・医療品関連

求人例②

■外資系機器メーカー

求人詳細

主に製品トレーニング、啓蒙活動、及び症例サポートに伴う業務です。

具体的には、担当製品の安全性維持・向上のためのクリニカルサポート全般を行っていただきます。
・患者様スクリーニングサポート
・手術立ち会い
・術後のフォローアップ
・手術に関わる医療従事者向けの日常的な情報提供、トレーニングの実施

経験
・看護師or臨床工学技士or臨床検査技師としての実務経験5年以上
・循環器領域の治療(病棟ではなく、手術室、ER、ICU等で)に携わった経験
・外勤に抵抗感がなく、顧客対応業務にチャレンジしたい方
職種
   アプリケーションスペシャリスト、クリニカルスペシャリスト
給与
年収 500 〜 700万円
雇用形態
正社員
就業時間
9:00~17:30
休日休暇
土曜/日曜/祝日/その他
保険
完備
待遇・福利厚生
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、退職金制度

総合福祉団体定期保険(死亡及び高度障害)、所得補償保険(就業障害時)、従業員持株制度/財形貯蓄制度、各種慶弔金、団体扱いの生命保険、提携福利厚生施設など

特長
外資系企業, 土日祝休み, 年間休日120日以上
業種
医療機器・医療品関連

求人例③

■循環器関連医療機器メーカー

業務内容

学術・営業技術実務担当

体外診断機器(IVD医療機器)・診断薬(生化学、免疫、遺伝子)及び検査サービスの

学術活動・営業技術の遂行

職種
アプリケーションスペシャリスト
給与
年収 500 〜 900万円
賞与
年2回
【賞与月・賞与メモ】
雇用形態
正社員
就業時間
09:00~17:40
休日休暇
土曜/日曜/祝日
【有給休暇 発生月】
入社ヶ月後【年間休日】
123【休暇】
■GW
■夏季休暇
■年末年始
保険
【保険】
■健康保険
■厚生年金
■雇用保険
■労災保険
待遇・福利厚生
【諸手当メモ】
世帯手当、早出残業手当、休日出勤手当、転勤別居手当、交通費補助手当、新幹線通勤補助手当、帰宅交通費ほか【待遇・福利厚生メモ】
【施設】
社宅、独身寮、保養所 など【制度】
社会保険、年金、共済制度、各種生活保障、新幹線通勤補助、 財形貯蓄制度、アクティブライフ休暇制度、 住宅融資制度、育児休暇制度、介護休暇制度、ボランティア休職制度、 看護休暇制度、介護休暇制度、 短時間勤務制度、出産一時金 など
特長
上場企業, 海外勤務あり, 女性活躍中, 土日祝休み, 完全週休2日制, 年間休日120日以上, 月平均残業時間20時間以内, フレックスタイム制, 語学力を活かす, 未経験可, U・Iターン歓迎, グローバル人材歓迎
業種
医療機器・医療品関連

ここではアプリケーションスペシャリストの求人例を3つあげました。

病院勤務の臨床検査技師の求人と比べると給与が高く、福利厚生などの待遇も良い求人が多いです。

また夜勤や休日出勤が少なく、病院勤務の臨床検査技師と比べると年間休日数も多いです。

アプリケーションスペシャリストの求人は外資系企業が多く、基礎的な英語スキルが必要な求人が多くみられます。

臨床検査技師がアプリケーションスペシャリストに転職する理由

 

 

病院や検査センターで働いている臨床検査技師がなぜアプリケーションスペシャリストに転職するのでしょうか。

実際に転職した理由を聞いてみると…

もっと高い年収が欲しい

人とコミュニケーションを取りたい

臨床検査技師の狭い人間関係が嫌になった

得意の英語のスキルを活かしたい等の理由があげられます。

アプリケーションスペシャリストは求人によっては賞与に「業界トップ水準の給与」と記載されている企業もあるくらい給与が高いことが多いです

また、臨床検査技師の仕事は部署によってはほとんど人と接することがない仕事もあり、外交的な性格のひとには辛くなるようです。

そのため、様々な場所に行けてたくさんの人と接する機会のあるアプリケーションスペシャリストの仕事に魅力を感じるのかもしれません。

 

アプリケーションスペシャリストで働くメリット・デメリット

 

 

メリット

アプリケーションスペシャリストは病院勤めの検査技師に比べ給与が高い。

大手企業の求人が多く福利厚生も充実している。

病院や検査センターと違い夜勤や当直がなく、日勤のみの仕事のことが多いので

 年間休日数も120日あることが多い。

求人は外資系企業が多く、英語のスキルのあるひとは仕事で活かすことができる。

移動が多く国内出張・海外出張のある企業もあり、様々な場所で仕事ができる。

人と接することが多くコミュニケーション能力がある人が活躍できる。

 

デメリット

営業職としての仕事内容が多く、時には営業成績などのプレッシャーを感じることがある。

商品販売のサポートや商品メンテナンスを行っていくうえで、機器トラブルが発生すると

 時間外にも業務を行うことがある。

複数の医療機関を回ったり、出張も多くあるので体力が消耗される。

 

臨床検査技師からアプリケーションスペシャリストになるには

 

 

臨床検査技師がアプリケーションスペシャリストへの転職を考えると、ハローワークや技師会のホームページで求人情報を調べることから始めます。

しかしアプリケーションスペシャリストは臨床検査技師以外の理系の学科を出ていても応募できる求人もたくさんあります。

そのため臨床検査技師の求人に特化した技師会のホームページやよりも転職サイトや求人サイトにしかない求人もあります。

転職サイトに登録すると、サイトによっては担当者がついてくれることもあり、自分では探しきれていない求人を教えてもらえたりもします。

より多くの求人情報を把握するためにも求人サイトに登録することをお勧めします。

 

 

まとめ

 

今回は臨床検査技師におけるアプリケーションスペシャリストについてまとめてみました。

アプリケーションスペシャリストは業務上専門的な知識が必要なので、臨床検査技師や放射線技師といった医療技術職から転職するひとも多くいます。

様々な場所に行って仕事をするので、人と接することが好きな外交的なひとが向いている職業です。

給与が高く福利厚生などの待遇が良い求人が多く、臨床検査技師にとって人気の転職先といえます。

アプリケーションスペシャリストで活躍している臨床検査技師はたくさんいますので、少しでも興味がある人は一度転職サイトに登録して求人を調べてみることをお勧めします。

 

 

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