【臨床検査技師が円満退職するために必要な転職理由】
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円満退社のために望ましい転職理由は?
臨床検査技師の世界はかなり狭く、噂などが簡単に広まりやすい傾向にあります。
学会で他の職場に人と顔を合わせることが多いですし、勉強会は頻度も多く同じ検査の部門の人と会う機会が定期的にあります。
そのため転職する場合、また今の職場の人にいずれ会うことも考えて、出来るだけ円満退社になるように気をつける必要があります。
転職理由によっては辞める職場を悪く言ってしまいそうになりますが、それをしてしまうと今後の自分自身に悪い影響を及ぼす可能性があります。
人間関係が理由の場合や残業が多いなどのネガティブな理由は言わず、出来る限り円満な退社を目指しましょう。
ここでは臨床検査技師が「円満に退職する理由」と「転職活動で使える退職理由」について書いています。
円満退社するための引き留められにくい退職理由
転職を決めて上司に報告したとしても、「もう少しここで頑張れないか」「急に辞められては困る」などと引き留められることがあります。
引き留められることで、納得してもらうために再度説明を求められ、とても労力を奪われることになってしまいます。
ここでは円満に退職できる理由をあげています。
①別の仕事がしたい
病院で働いている場合、「医療メーカーで働きたい」や「CRCとして働いてみたい」などと具体的に今の職場では達成出来ないために転職が必要ということが伝わると退職を引き留められるリスクが減ります。
②転職先をみつけた
「〇月から働く転職先が見つかりました」や「他から働いて欲しいと声がかかっています」と既に転職先がみつかっていることを伝えると退職もすんなりといきます。
③結婚をしたため
結婚をして引っ越すなどの物理的な問題は上司に伝えても解決できる問題でははいので、引き留められる可能性が低くなります。
④体調を崩した
私は2度転職を経験していますが、2回目の転職で辞める理由は別にあったのですが「体調を崩してしまい、続けることが出来ません」と言って辞めたことがあります。
体調を崩した場合は会社は引き留めることが難しくなるため、休職を進められる場合もありますが割とすんなり辞めることが出来ます。
転職理由をどう伝えるかが臨床検査技師の転職のポイント
面接などで転職理由を聞かれる場面がありますが、そまま退職理由を伝えるのではなくポジティブな理由に捉えられるようにしましょう。
転職理由がネガティブな理由でも、前向きな理由にすり替えることがベストです。
面接官は何人もの応募者を面接していますから、嘘をつくとバレてしまいますし、嘘をつくということは何かうしろめたいこと、ごまかしたいことがあると思われて良い印象を与えません。
かと言って転職理由がネガティブな場合はそれをそのままストレートに伝えるということではなく、ポジティブな内容に切り替えることが重要です。
例えば、技術が身につかない場合は「違う環境で自分を成長させたくなった」とか、給与が低いことが転職理由の場合は「成果の認められる環境で切磋琢磨したい」というように理由を前向きに伝えましょう。
ただの不満も言い方を変えるだけで、やる気のある人という印象になり好印象を与えることが出来ます。
転職を決めたらやっておいた方がよいこと
今の仕事を続けながら転職先を探す
求人を探してすぐ次の転職先が見つかるとは限りません。
臨床検査技師の求人数は他の医療職に比べて少ないです。
辞める時期によっては自分の希望している求人がなかったりするのでなるべく早い段階で求人を見ていた方が転職が上手くいきます。
自分のセールスポイントを把握する
転職活動では自己アピールが大切になってきます。私も面接を受けたところで「1分間自己PRをして下さい」と言われたことがあります。
これまで働いてきた経験から何が出来てこれからどんな仕事をしたいかを把握することは大切になってきます。
転職先に求めるものを明確にする
今の職場を辞めたいということだけで退職してしまうと、同じことを繰り返してしまいます。
せっかく転職するなら「超音波検査士の資格を取りたい」とか「総合病院で様々な検体を扱ってみたい」など明確な目的をもつことがたいせつです。
具体的な目的を持つことで転職活動や就職して働き出してからのモチベーションにも繋がります。
今の職場を円満退職する
はじめにも書きましたが、円満退職に越したことはありません。
臨床検査技師は本当に狭い世界です。
人間関係が理由の場合や残業が多いなどのネガティブな理由は言わず、出来る限り円満な退社を目指しましょう。
【転職時に気をつけるポイント】について書いています↓
まとめ
ここでは臨床検査技師が円満退職するために必要な転職理由をご紹介しました。
退職を切り出す時や転職活動をする時の退職理由は必ずしも本音で話す必要はありません。
円満退職するには、本音と建て前を上手く使い分けることが大切です。