【臨床検査技師の採用試験 筆記試験(専門試験・小論文・適性検査)について解説!】
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「採用試験の筆記試験はどんな試験内容なのかな?」
「小論文の対策の方法がわからない」
臨床検査技師の採用試験の多くは、小論文や専門試験といった筆記試験があります。
どのような対策を行えばよいのか悩むひとは多いのではないでしょうか。
この記事では、臨床検査技師の筆記試験の内容についての解説と私が実際に転職活動で行った対策をご紹介します。
臨床検査技師の筆記試験の内容
臨床検査技師の筆記試験は、専門試験・小論文・適性検査の3つに分けることができます。
専門試験は、臨床検査技師の業務に関連する「専門知識」が問われます。
小論文は、出されたテーマについて800~1000字程度で作成するものが多く、時間はおよそ50~60分くらいで設定されています。
適性検査は、「クレペリン検査」や「SPI検査」を用いて、基礎能力や性格的な特性をみる検査です。
臨床検査技師の専門試験
専門試験の内容は、臨床検査技師の国家試験の内容に準じて出題されることが多いです。
病院や企業によっては、記述式の場合があります。
試験の内容が「専門知識」の場合、国家試験の勉強をしている学生や新卒生であれば、特別に対策をする必要はありません。
転職などのブランクがあるひとの場合、専門試験の対策を行っていたほうが良いでしょう。
私が実際に行った対策は、臨床検査技師の国家試験の過去問集を一通り解きました。
こちらの参考書は最近5年分の問題が載っていて、正解でない問題の解説も付いているので、とてもおすすめです。
また、試験の内容が「一般教養」や「常識問題」の場合、基礎的な学力、社会的な常識が備わっているかの試験になります。
数学・英語・社会・理科など一般常識からの出題なので、市販の一般常識問題集などを活用しましょう。
小論文 「どんな臨床検査技師になりたいか」
臨床検査技師の小論文の例題をあげています。
- どんな臨床検査技師になりたいか
- 病院における臨床検査技師の役割は
- 臨床検査技師の将来像
- チーム医療における臨床検査技師の役割
この中でも、一番よく出題されるのは「どんな臨床検査技師になりたいか」です。
自分の中で理想の臨床検査技師像を考えてみて、「どんな臨床検査技師になりたいか」という題で800~1000字で練習してみるとよいでしょう。
他には、世間で話題になっている医療問題を聞かれる可能性があります。
- 新型コロナ感染症における臨床検査技師の役割
- PCR検査の重要性
今だと、新型コロナ感染症について出題する採用試験もあるのではないでしょうか。
小論文を書いたことがほとんどなく、書き方から勉強したいひとはこちらの参考書がおすすめです。
臨床検査技師の適性検査
適性検査は、基礎能力や性格的な特性、価値観を総合的に判断し、病院や企業が求めている人材を採用するための判断基準としています。
私が臨床検査技師の就職試験で受けたことのある適性検査は、クレペリン検査とSPI検査です。
クレペリン検査
クレペリン検査とは集中力や注意力・精神の安定性などをみるための適性検査の一つです。
古くから行われている心理検査で、並べられた数字を淡々と足していくだけの単純作業のテストです。
クレペリン検査では「1桁の足し算を1分間ごとに行を変えて行う」という作業を、休憩を挟んで合計30分間(前半15分・後半15分)行います。
全体の作業量(計算した量)や1分間ごとの計算量およびその変化・正答数などから、受検者の能力や性格・行動する際の特性を判定します。
事前に練習をしておけば効果を発揮しやすいといわれてます。
SPI検査
国内の企業の約半数が、適性検査にSPIを取り入れていると言われています。
SPIの結果から、職場への適応のしやすさや性格が組織にマッチングしているかをみています。
「仕事を実行する能力」と「性格的な傾向」の2つをテストで測るようになっています。
【おすすめの効果的なSPI対策】
SMART/SPI-G模擬試験
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何度も受検することが可能なので、本番で緊張することなく受検できるようになります。
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マルチデバイス対応なので、通勤、通学時にも学習することが可能です。
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まとめ
この記事では臨床検査技師の筆記試験について解説しました。
筆記試験の中でも、専門試験や小論文はある程度の練習ができます。
限られた時間内で自分の実力が発揮できるよう、事前に準備することが大切です。
筆記試験の対策をして採用試験を受ければ、ライバルたちに差をつけることができ、採用に大きく近づくことができます。