【臨床検査技師の転職適齢期はいつ?転職が上手くいく年齢は?】
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臨床検査技師は何歳でも転職できる?
臨床検査技師の転職には年齢制限はありません。
40代、50代になっても転職は可能です。
ただ、求人によっては40歳未満や3年以上の経験者など応募条件があります。
また、定年を過ぎてからの臨床検査技師の転職は求人がかなり絞られてしまうため難しいです。
希望の職場に就けなかったり、給与も大幅に下がってしまうことがあります。
いくら経験があったとしても、採用側は長く働いてくれる人を採用します。
年齢や経験によっては不利になる場合が起こってしまうので注意が必要になってきます。
臨床検査技師の転職は若いうちに経験しておく
私自身20代で転職経験があります。
20代で転職となると、「もっと技術を身につけたい」「臨床検査技師の資格を活かして病院以外の企業で働いてみたい」など前向きな理由がほとんどです。
また採用する側も経験が数年あれば一から育てなくてもいいですし、すぐに即戦力なってくれるという期待から採用しやすくなります。
今思うと私自身、若い時に転職して色々な職場を経験できたことはすごく良かったなと思います。
初めて働いた職場が全てのような感覚でいたので、転職後は他の施設の検査の仕方に衝撃を受けたり、こういう考え方や解釈もあるのかと新しい発見ばかりでした。
転職によって仕事に対する視野が広がったことや、職場での対人関係を学べたことなど良かったことがたくさんあります。
20代30代のうちに一度転職を経験しておくと、その先40代50代になったときに仕事復帰したい場合や転職活動する際スムーズにいきます。
転職経験者の具体例
私が今まで働いてきた中で、転職経験のある臨床検査技師にたくさん出会ってきました。
その中で転職に成功した臨床検査技師の例を一部ですが挙げていきます。
今転職しようか迷っている人でも、自分と同じ状況の人や近い状況の人がいると「自分も転職してみようかな」と背中を押されて転職に踏み切る人は多と思います。
是非参考にしてみて下さい!
①検診センターから大学病院
新卒で検診センターに就職
↓
超音波検査士の認定資格を取得し7年間勤務
↓
病院での超音波検査で働きたいという希望から大学病院の超音波検査士に転職
求人をみていると超音波検査は認定資格や経験年数が応募条件に書かれていることが多いです。
転職では超音波検査士などの認定資格があると有利になります。
②医療機器メーカーのアプリケーションスペシャリストに転職
新卒で中規模病院に就職
↓
生理機能検査室に配属後4年間勤務
↓
医療機器メーカーのアプリケーションスペシャリストに転職
アプリケーションスペシャリストは医療機器の製品説明や営業職のサポートを行う仕事です。
③50代で大学病院のパート
新卒で検査センターに就職
↓
3年目で中規模病院に転職
↓
結婚と同時に退職し、子育てが落ち着くまで専業主婦
↓
50代で大学病院の生理機能検査室のパートに復帰
臨床検査技師は様々な年代で転職出来るのも資格があるという強みがあるからですね。
④クリニックから総合病院
新卒で検査センターに就職
↓
3年目で中規模病院に転職
↓
30代で地元の総合病院に転職
採用時臨時職員であったが数年後正職員に採用される
年齢に不安がある場合の転職先
①正社員ではなくパートで探してみる
転職の例にも書きましたが、臨床検査技師の求人はパートだとたくさんあります。
また、パートで探してみると総合病院や大学病院などの大きな施設も求人が時々出ています。
総合病院などの大きな施設は臨床検査技師の人数が多いので、人間関係でストレスになることが少ないです。
また、クリニックと違って勤務時間が短いことも多いので職場復帰にブランクがある人にお勧めです。
②クリニックを狙ってみる
臨床検査技師の求人情報を見ていると、総合病院や検査センターに比べてクリニックの方が応募条件に制限が少ないところが多いです。
また夜勤などもなく年間を通して求人数も多いので、求人の少ない時期に転職を考えている人や自宅近くの職場を希望している人にお勧めです。
③転職サイトを利用してみる
求人サイトは臨床検査技師の求人の数も多いですし、サイトによっては担当者がついてくれて転職者の経歴を考慮しておすすめの求人を紹介してくれます。
転職が初めての人や職場復帰にブランクがある人には安心して転職活動が出来ます。
ここで働きたいという具体的な求人先が決まっていない人にはお勧めです。
まとめ
ここでは臨床検査技師の転職適齢期について書きました。
臨床検査技師の転職は20代30代でする人が多く、転職適齢期といえます。
しかし、転職条件で制限のない求人でしたらどの年代でも転職は可能です。
ブランクがあってスキルに自信のない人でも、パートやクリニックなど幅広く求人をみることで転職の可能性が広がります。
求人サイトやハローワーク、技師会のホームページなどを利用してなるべく多くの求人をみることが転職活動で重要になってきます。